月日を重ねて磨かれた
日本建築の美の結晶、青嵐荘。
四季の移ろいとともに、
豊かな表情をかえてゆく。
日本の心が宿る離れ青嵐荘。
受け継がれる伝統文化
を今に伝え、
風土の喜びに接する、
能舞台、庭園、茶室。
より多くのお客様に、
今も脈々と生きる日本の心に
ふれていただけますことを
願ってやみません。
数奇屋の妙
昭和二十八年に旅館として誕生した数奇屋作りの建物を、当時の間取りを生かし、新たに復元いたしました。
青嵐荘は全五室、建具は四季折々に衣替えいたします。
また、伝統工芸の枠を凝らした
調度品、木の香りただよう槙風呂、
茶室・日本庭園など贅沢なまでに和の風情を追求しています。
青嵐荘、その名
日本画壇に重きをなした川合玉堂画伯に命名いただきました。
玄関正面の篇額はご自身の書によるものです。
物語を紡ぐ
客室 /
全五室の贅沢
部屋名はすべて源氏物語から引用しており、その名にちなんで特徴ある造りになっております。
一
ちりばめれた源氏香
源氏香図を彫りこんだ美しい透かしが随所にございます。
源氏香とは
源氏香図とは、「源氏物語・54畳」にちなんで名付けられた香りの符号。
(「源氏香」は組香の一つで、5種の香を焚き、その組み合わせを当てる遊びです)香道だけでなく、着物やお菓子、装飾品に用いられる伝統的な模様です。
二
しつらえに
源氏香図を彫りこんだ美しい透かしが随所にございます。
三
様々な意匠
葵の本間の舟底天井をはじめとして、天井でも各部屋さまざまな手法・材料の変化をお楽しみいただけます。玄関から各部屋への廊下天井にもさまざまな意匠が散りばめられています。
残念な事に一部破損により、唐紙・引手が修復不可能となっています。また、空調の影響で天井板等に割目が入っています。
ご理解のうえ、大切な文化遺産の保存にご協力下さい。
[1階] 葵の間 / あおいのま
お庭へ出ると四季を感じる木々や花々に包まれた、優しい日本庭園が広がります。お部屋のしつらえは四季に応じて夏畳によしず、雪畳に雪見障子と衣替えをし、一年を通してお寛ぎいただけるよう備えております。
また、心地よい風を感じながら下呂温泉をお楽しみいただける野天風呂も完備致しております。
[1階] 夕顔の間 / ゆうがおのま
木々と巨岩に囲まれた露天風呂に体をあずけ、疲れをゆっくり癒すとき、小川のせせらぎや鳥のさえずりが、優しい飛騨の風に乗って訪れます。
水明館が自信をもってお届けする安らぎを、ぜひ五感で味わっていただければと、心より願います。
[2階]
竹河/紅梅/柏木の間
こじんまりとした空間でありながら、しつらえや調度品、眼下に広がる庭園など、細部までこだわり、質のいいお時間をお過しいただけます。浴室と脱衣所の床には温泉が流れており、自然の床暖房が御足を温かく包みます。全ての瞬間が穏やかでありますよう、おもてなし致します。
旬を感じる
料理/
料理長のこだわり
「青嵐荘」専属の料理長がその日の厳選した食材を使用し、
特別な献立をご用意致します。
季節の彩りを目で、舌で、ごゆっくりとご堪能ください。
くつろぎの時間/ 施設のご案内
窓の外には日本庭園が広がり、
日本の四季を映し出した木々のやさしさに包まれながらお過ごしいただけます。
野天風呂 [葵の間][夕顔の間]
1階の「葵の間」「夕顔の間」には、夜空をひとり占めできる天然温泉の野天風呂を備えております。
木の香漂う、高野槙の湯船には、下呂温泉の源泉がたゆまなく流れ込んでいます。
たたみ廊下
玄関から続く畳廊下は風情ある落ち着いた和の世界を醸し出します。
四季折々の豊かな表情をお楽しみ下さい。
青嵐荘のご案内
総部屋数 | 5室(1F 2室 / 2F 3室) |
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チェックイン / チェックアウト | 14:00 (最終チェックイン:22:00) / 11:00 |
館内設備 | 宴会場「千石の間」 / ラウンジ「宗和」 / 茶室「水幸庵」 |
お部屋タイプ | 露天風呂付客室 |
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ご利用人数 | 2~5名 |
広さ | 220.5m2 |
階層 | 青嵐荘1階 |
客室設備 | 露天風呂/室内風呂(天然温泉)・トイレ付 |
お部屋タイプ | 露天風呂付客室 |
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ご利用人数 | 2~6名 |
広さ | 168.0m2 |
階層 | 青嵐荘1階 |
客室設備 | 露天風呂/室内風呂(天然温泉)・トイレ付 |
お部屋タイプ | 室内風呂客室 |
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ご利用人数 | 2~5名 |
広さ | 104.5m2/63.3m2/109.3m2 |
階層 | 青嵐荘2階 |
客室設備 | 室内風呂(天然温泉)・トイレ付 |